過去と相手は変わらない
合同おはよう倫理塾
1月15日(土)井上茂勝副本部長(普及本部)が出席のもと、ニュー三和会館にて合同おはよう倫理塾が開催された。動員目標300名ということでいつもの中の町公民館から会場を移してのおはよう倫理塾となり、306名の参加があった。実践報告ではOさんが「具志川支部活性化に感謝、姑に感謝」と題して報告した。姑が包丁を持ち出して「殺してくれ」とわめきだしたことや夫と姑のとげとげしい関係に悩んでいたが、生活倫理相談を受け実践していく中で、姑の問題行動もおさまってきて、夫と姑の間も穏やかになってきた。また、10年前に夫婦で始めた自営業(不動産業)も軌道に乗り始め、少しづつ利益を上げられるようになってきたと喜びの報告をした。
講話に立った井上副本部長は久しぶりの沖縄中部入りということで、自己紹介を兼ねて入会の経緯を述べた。再婚同士の結婚で子育てに悩んでいた母が朝起きに通い始める。こぎれいになり、言葉使いもやさしくなった母の変化に、子ども心にうれしかったのを覚えている。おかげで持病の喘息も治り、ある日、母から「困ったとき使え」と渡されたのが万人幸福の栞だった。今では素晴らしい“人間取扱い説明書”となり、その後の人生に大いに役立ったので、皆さんもどんどん活用してほしいと語る。
家庭経営は会社経営より大変。女性と男性では会話の仕方、とらえ方が違う。女性は結論を求めない傾向があるが男性は結論が大事。男性は妻の話を聞いて下さい。結論が出なくても聞いてくれるだけで女性は満足する(たまには顔を見て相づちをする)。と夫婦愛和のコツを伝授した。
最後は綾小路きみまろの講演会を彷彿させるように爆笑のうちに閉じ、会場に足を運んで来てくれた皆さんはきっと、一歩前へ出る勇気が出たに違いない!
「前に一歩踏み出す勇気、自分を変える勇気を持とう」と語る井上茂勝副本部長
今年度最多の306名の参加者で埋まった会場