見えない約束を守る
合同おはよう倫理塾
4月10日(日)初夏を思わせるような陽気の中、石原和子専任講師を迎え合同おはよう倫理塾が開催された。(中の町公民館にて169名)あいさつの中で比嘉富美男会長が先の家庭倫理講演会と東日本大震災義援金への協力に対してお礼を述べる。
実践報告に立ったHさんは隣人のおばさんから勧められた“一石の波紋”を読んで共感し、おはよう倫理塾に通う。親の介護で疲れた自分に短歌を詠むことを勧められ、しきなみ短歌に参加するようになってずいぶん癒された。その様子はテレビでも紹介された。さらに先の家庭倫理講演会ではナレーションという大役も無事務めることができ、これも朝起きの実践のお陰である。これからも倫理をもっと深く学び実践し、多くの人に倫理を伝えたいと語った。
石原専任講師は震災のことに触れ、「苦難が来た時に喜べるか?人間は窮地に陥った時こそ度胸の見せ所だが、訓練していないと底力も出ない。とても現実とは思えないことが起きている。だから今日この時を大事にしよう」と語った。
また、本日の栞輪読“第9条破約失福”について言及し、約束を守る意義や見えない自分との約束事を守ることによって信念が育つことなども訴えた。「沖縄中部は日本一おはよう倫理塾の参加者が多いが、ぜひ、新世頒布も日本一をめざしてほしい」と呼びかけて締めた。
「自分との約束を守ることによって信念が育つ」と石原和子専任講師