苦難に出会った時こそ恩の自覚を
合同倫理セミナー
5月29日(日)うるま市石川地区公民館に竹下恵子専任講師を迎え合同倫理セミナーが開催された。(参加100名)最初に倫理研究所の活動内容、宗教との違いを詳しく説明した後、「恩の倫理」をテーマに講話を進めた。私たちの活動の信条の中に苦難を喜んで向かえるとうたわれているが、苦難は心が暗くなっているのを明るい方向へ戻そうよというサイン、心が明朗の方向に行けば苦難も解決の方向へ向かう。明朗というのはただゲラゲラ笑うだけというものではない。感謝の心も大切なこと。
恩の倫理では①多くの人々の支えによって生かされているという感恩感謝の自覚。②親を喜ばす。人々を喜ばす。反省、詫びという報恩感謝の実践。この二つの度合いが強ければ強いほど幸福繁栄の道に進むが、逆に弱ければ弱いほど不幸、破滅の道へと進むという大きな違いが出る。
最後に実践のコツとして、自分の力だけではどうすることもできない困難に出会ったら、親へ相談する。亡きご先祖様に手を合わし、しっかりつながること。「ありがとう」という感謝の言葉を多く使うこととアドバイスを送り結んだ。
感恩感謝を自覚し報恩感謝の実践の大切さを学んだ。