安心感を与える
子育てセミナー
9月27日(火)沖縄市福祉文化プラザで橋本多實子専任講師を迎え、平成24年度の第一回子育てセミナーが開催された。(参加86名)「最近は核家族で子育ての悩みをなかなか相談できない。今日は三つ子の魂百までというテーマで、橋本専任講師のもとで一緒に学んでいきましょう」と具志堅子育て委員長があいさつした。
橋本専任講師は栞の第6条を解説しながら「隠れた見えない所で親子は繋がっている」と語り、夫婦が仲よくして子どもに安心感を与えることが大切と訴えた。子どもは天からの授かりもので親が一時的に預かって世の中にお返しするという気持ちで子育てをする。お父さん中心の料理で食卓を囲むと子どもの偏食は防げる。親の都合で子どもをせかさない、余裕のある素振りで言葉かけをするなどユーモアを交えて話した。
また、3才までの子育てがその子の一生を左右することがある。特に親の言動(命令・禁止・叱責などマイナスのストローク)は子どもの脳に刻印される。自己肯定感を育てるためにも安心感を与えることが大切。スキンシップやプラスの言葉かけで、子ども自身が両親から愛されている。両親もお互いに愛し合っていると実感を持てることが子どもの自己肯定感を高める。
最後に、全員で笑顔を作る練習(口角を上げて目を細くする)をして、「なんと言ってもお母さんの笑顔が子どもにとっては一番です」と講話を終えた。
講話する橋本多實子専任講師