すべてのもとは夫婦から
合同おはよう倫理塾
10月23日(日)さわやかな秋晴れの下、橋本多實子専任講師を迎えて家庭倫理の会沖縄中部(町田宗光会長)の合同おはよう倫理塾が沖縄市の中の町公民館で開催された。(参加160名)実践報告に立ったのはMさん(北谷準支部)。夫の病気や子どもたちの健康上の悩みで赤信号をもらった。生活倫理相談の助言を受け、夫への詫び、嫁ぎ先のM家につながること、会場の清掃、トイレ掃除、新世頒布などの実践を続けた。次第に家族の健康状態も良くなり三番目の子どもも授かることができた。あれほど子どもを産むことを拒否していた妹にも子どもが二人もできた。これからも倫理の普及にまい進したいと目を輝かせて語った。
続いて橋本専任講師が目も覚めるようなさわやかなイエローレモン色のスーツ姿で現れると、会場の雰囲気がパッと明るくなった。「沖縄のナンクルナイサの風土はよく失敗する私にあっています」と自己紹介を兼ねて挨拶。ちなみに熊本弁ではナンクルナイサはウーバンギャーと言うそうだ。橋本専任講師の講話はそんなアバウトなものではなかった。
妻の役目を果たしていない自分に子宮筋腫という疾病信号が来た。それを真摯に受け止め、自分の我を捨てる実践によって克服した。栞第5条の“夫婦対鏡”にある通りまだまだ秘密のベールに包まれているが、そのベールを少しだけめくって見せてくれ、最後に創始者丸山敏雄先生の言葉を紹介して講話を締めた。
商売が栄えぬのも夫が出世しないのも
子女が正しく伸びないのも子供たちの健康がすぐれないのも
夫婦がお互いに健康でないことも
すべてのもとは夫婦の全き性能にもとずく
愛和の生活に立っていないからである
丸山敏雄先生の言葉を紹介する橋本多實子専任講師
夫婦道について学んだ