喜びを報告
感謝報告会
倫理研究所の創始者、丸山敏雄先生の命日に当たる12月14日(水)家庭倫理の会沖縄中部は感謝報告会を開催した。(中の町公民館にて157名)戦後の荒廃した日本の復興建設を願い、新しい世の中をつくるには、まず、家庭から良くしていかなければという使命感のもとに、東京駅で新世頒布をしたと聞く。先生の努力のお陰で和やかな家庭がひとつまたひとつと増え、地域へ社会へと浸透していっている。
来る1月29日(日)に南城市で行なわれる実践報告大会の予選を兼ねての感謝報告会ということで三組の方が喜びの報告をした。Mさん夫妻はご主人がパチンコに明け暮れ、多額の借金を負い、暗い顔していた奥さんに知人から倫理の朝起きを勧められ学ぶようになった。なかなかご主人を信じることができなかったが、子どもたちに負の部分を継がせたくない一心から栞第15条(信成万事)を信じ、一貫して会場へ通った。やがてご主人も一緒に通うようになり、長い間子どもができなかった長男夫婦に子どもが授かったことやきっぱりギャンブルをやめてまじめに働くようになったご主人。倫理に出会っていなければ今頃は離婚をしていたに違いないと貴重な体験を語った。
次に実践報告に立ったAさん(泡瀬支部)長女の摂食障害で悩んでいるとき、知人の勧めで生活倫理相談を受け、おはよう倫理塾に通い始める。亡きご主人、親祖先に繋がる実践で長女も次第に健康を取りもどし仕事もできるようになったと喜びの報告をした。
最後に立ったHさん夫妻、10年前に友人に勧められ倫理と出会う。おはよう倫理塾に通ううちに自分のわがままに気づき、当たり前と思っていた生活に感謝できるようになった。懸念していた長男と次女の特異体質も改善され心配が要らなくなった。父親との葛藤で会えば暴言を吐いたりしていたご主人だったが、詫びの実践で心のわだかまりが取れ、本来の自分を取りもどすことができたと喜びを語った。
講話に立った金城専任講師は早速、三組の実践報告をジョークを交えながら解説し会場の笑いを誘った。「苦難には意味がある。あなたが今やっていることは不自然なことですよという天からの赤信号。まずは気づくことが大切。気づくことは捨てること。清掃すると家の中の流れが変わる」と年末に向けての心構えを説いた。
「捨てる実践で新しい年を迎えましょう」と金城えい子専任講師