純粋倫理基礎講座 第6講 「直観を磨く」
令和2年9月22日(火)10時から沖縄市社会福祉センターにて開催。
初めに、日高二香会長より、「コロナの影響で、昨年度より第5講が延期になり新年度に講座がずれ込みました。おはよう倫理塾だけでは学べないことを、この講座で倫理の学びを深め、倫理が世の常識になればと思います。」と挨拶がありました。
続いて、嘉手納支部の金城八洲男さんによる、明朗の実践に関する報告がありました。明朗の実践は、易しそうで難しい実践で、自己評価では、60~65%に達している。75%まで上げていきたいと思っています。
笑うことを習慣化すると明朗のレベルが上がるだろうと思い、いくつか実践していることを紹介。
・鏡の前で1日5回笑う
・DVDを利用して「笑いヨガ」を30分程度行っている。免疫UPにつながると言われています。
・落語100選を視聴している。
・BS放送で笑点をみている。
・車の運転中に赤信号で停車中に隣の運転手を見て笑うことにしている。
・太陽を仰ぐ。少し心が明るくなった気持ちになります。
実践を通して変わったことがあります。夫婦の仲が良くなり、来月には日本一周の旅行を計画しています。また、ユーモアも少し言えるようになりました。
「
笑う“顔”には福来たる」の言葉を常にとなえて、今後も明朗の実践を続けていきます。
比嘉富美男講師による講話では、直観を磨くとは、正常心(純粋な心)である。正常心は、本来もって生まれた人の本心であるが、環境や成長、自由性によってわがまま勝手をする自由性をもっているため、自由に振舞って、わがままに落ちて、とうとうそういった能力を失っていく。けれど、一度邪念妄想にとらわれて無茶苦茶になっても、錆びたものを磨いて、輝くものにするような人は、さらに前よりも高い輝きを得る。
てぃんさぐぬ花にも書かれている
「宝玉やてぃん 磨かにば錆びず 朝夕肝みがち 浮世渡ら」
いかなる宝玉でも、磨かねば錆びるように人もまた同じです。あなた達も朝晩心を磨いて、この世間を渡ってください。
このように、先人達による島くとぅばにした一つの生活の法則になっている。
直観を磨くとは、磨けば、磨くほど物事の実相が見えてくる。物事の本心を見極めて実践へ繋げていく。苦難や課題を克服する。それが正常心です。私たちが学んでいる素直な心の威力は直観力の一つだと思います。直観を磨くためにも、即行、そのなかでも朝起きは効果てきめんです。 と講話をまとめました。
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