男は度胸 女も度胸

はいさぁ~い中部

2012年11月16日 16:43

 11月11日(日)中の町公民館(参加者260名)にて、田中範孝参与を講師に招いての合同おはよう倫理塾が行われた。最初にTさんが「倫理に出会えてありがとう」という題で実践報告を行った。25年前に全身性エリマテトーデスという病を発症、けれど薬の副作用が怖くて病院にはあまり足を運ばなかった。また土地や風水に問題があると思い自宅のリフォームまでしたが、病状は良くなるどころか悪化し、更年期も重なり、心も沈み、誰かに助けを求めていた頃(今年の9月に入会)に近所に住む会員さんより『おはよう倫理塾に一緒に通ってみない?』と声をかけられ、気持ちが明るくなれるような気がし翌日から会場へ足を運んだ。また、会員さんの励ましもあり『ここなら自分を変えられる。』と確信した。しばらくして専任講師に生活倫理相談を受けることができ『15日ほど休まずにおはよう倫理塾に通ってみてください、何が起こっても動じない心になりますよ』とアドバイスを受けた。自分の気持ちをノートに書き写すようにした。続けているうちに自分のことばかり考えて、両親や夫、子供達に迷惑を掛けてきた事に気づいた。「今は『倫理は心の薬』と思えるようになり幸せな気分で一杯。倫理に出会えてありがとう」と感謝の言葉で締めた。
続いて、田中範孝参与が講師として登壇し、「Tさんは病気によって両親や夫、子供達に迷惑を掛けてきた事に気づいたと同時に、家族の温かい気持ちを得ることができた。それこそ病気がくれた贈り物である」と知花さんの実践報告を解説した。苦難を受けとめる姿勢を養うことこそ倫理の醍醐味、日本人は起こってくる出来事をメッセージとして受け止めてきた。誰でも失敗はする、過ちを正しく反省すればやり直すことが出来る。そのことが顕著に表れているのが國産み神話である。しかし最近で自分さえ良ければ良いと言う風潮があり、真心の精神が薄らいでいる。これからは人のせいにしない生き方をしよう、男は人が嫌がる仕事・困難な仕事を引き受けよう、これが男性の倫理。女性の倫理としては優しさ・美しさ・恥じらいを失わないようにしよう。判断の基準は、損か?得か?ではなく、美か?醜か?で判断しよう。そして起きて来る出来事をにっこり笑って、「ハイ」と柔軟に受け止める姿勢を養っていこう。と温かいメッセージで締めた。

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