合同おはよう倫理塾~沖縄担当ありがとうございました。~

はいさぁ~い中部

2017年07月17日 21:00

 7月17日(日)中の町公民館にて、泉憲治主任をお迎えして合同おはよう倫理塾が開催されました。(参加人数114名)
比嘉昌子会長の挨拶では、青年フォーラムin鹿児島大会に沖縄代表として発表を終えた奥原千佳さんに、「惜しくも表彰には及びませんでしたが、一生懸命頑張っていましたと聞きました。今後のご活躍をみんなで応援していきたいと思います」と話されました。




 実践報告では、入会6年目の中北支部の新垣幸枝文化チーフが、「喜んで今を生きる」のテーマで発表しました。入会1年目は、定年退職直後で何もかもが新鮮で人生の第三ステージの幕開けのようで前途揚揚たる日々でしたが、夫の癌告知と余命宣言、介護の末に永遠の別れとなりました。介護による不安、夫亡き後の計り知れない喪失感を倫理の学びによって救われました。
 今は、教育の現場や行政に倫理の良さ・正しさを伝える使命感に燃えています。教師時代学習や友人関係に影を落としている子供の姿を痛切な思いで見て、歯がゆさを感じていたため、子育てにかかわる家庭や学校・地域行政に倫理の必要性を伝えたいと思います。道徳や学級活動等で指導は行うものの、生活態度や行動に結びつかず悩みの種でした。「徳福一致」こそ学校教育に必要な倫理であると、地域の学校応援団として文化活動や講演会に自信をもって案内する実践をしています。
苦難を上回る喜びもありました。夫の悲願であった長男の就職、二男の結婚・初孫の誕生。「クァウマガー チャーサカイ、チャーサカイ、シミリヨーヤー(子や孫は繁盛させなさいね)」と口癖に言っていた舅の願いを夫が繋ぎ、さらに子や孫にとバトンを渡す人生舞台を演出する役を楽しんでいます。と話されました。


 続いて、沖縄担当として4年間勤め、法人局に移動する泉憲治主任による講話がありました。着任当初は、日本一の会である沖縄中部の講話ということもあり、朝から講演会のような雰囲気であった為、足が震えていたと懐かしく話されました。実践報告の新垣先生とも縁がありました。沖縄の前で担当していた近畿方面では、いち早く子育てセミナーを熱心にやっており、子育て発表大会を開催しました。その中に沖縄中部の子育て委員長であった比嘉昌子会長、副委員長は、仲本亮子次期会長と新垣幸枝さんでした。
37年間の教員生活。仕事一筋だった先生でしたが、退職後子供と御主人との生活スタイルを変えていこうとしているときに、ご主人の癌宣告と別れと大変悲しみの中におられたのですが、その中での救いが倫理の学びだったと思います。「教育場に倫理を伝えていきたい」という力強いメッセージもありました。現場教員として実感していたのでしょう。私も教員の方々や、警察関係の方々と度々懇談することがありますが、口をそろえていう言葉が「荒れているお子さん、問題を起こして警察のお世話になったお子さん達は、間違いなく家庭が荒れている」と。私達が学んでいる純粋倫理は、日常生活の実践から生活を改善していく、法則に基づいた実践です。こういう実践をすれば、こういう結果が返ってくるという法則なのです。
お子さんたちが荒れていない家庭は、間違いなく愛ある家庭がそこにあります。万人幸福の栞第八条、全ての幸福のもと、家庭の幸福、これは、縦横十字の愛和にほかなりません。横は夫と妻の夫婦の関係、縦は、親と子の縦のつながりです。どれだけ夫婦の心が一致しているのか、そして、どれだけ親と子のつながり、感謝の思いを親にこめることができるのか、この縦横十字の愛和がもろもろの幸福が生みいだされるのです。これはもう法則なのです。と熱く話されました。
最期に沖縄中部会員全員で花道をつくり泉憲治主任をお見送りしました。







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