2012年02月25日

そのまま受け止める

合同おはよう倫理塾

 2月19日(日)中の町公民館で、講話者に山口照美選抜参事を迎え、合同おはよう倫理塾を開催した。(147名参加)山口選抜参事は倫理によって気づかされた、自身の体験を披露しながら、実践の大切さを述べた。以前は、行動が遅い夫のことを小バカにし、何でこの人と一緒になったのかと思い、夫の商売もうまくいかず、3500万円の借金を抱えていた。長男は親の反対を押し切り、プロ野球の世界に入ったが、体を壊して挫折。次男も高校まではハンドボールの有望な選手だったが、大学在学中にノイローゼ(転換神経症)になり、ひきこもり家庭内暴力に発展することもあった。
 倫理にふれ、指導を受け、自身の至らなさに気づかされた。夫を責め、きつい態度が子どもを追い詰めていたことに気づき、夫を喜ばす、親につながる実践に取り組んだ。姑の介護も心を込めて「やらせていただく」という気持ちでやった。
 今では、夫の商売も、仕事は遅いがその分ていねいにやるので信用を得、仕事の依頼も増えてきた。長男も手伝って、借金を返済できた。次男も社会人のチームに誘われ、そこで、今の嫁さんと出会い、幸せな家庭を築くことができた。次男から感謝の指輪を贈る申し出の電話があった時は、思わず受話器を置いて泣いたと話した時は会場の涙を誘った。
 最後に「倫理を学び実践することで、苦難を乗り越えることができた。理屈はいらない。実践あるのみ!」と言い切り、「今の世の中は倫理観が薄れている。だから、凶悪な犯罪が後を絶たない。今だからこそ、倫理を勉強している私たちがくい止めないで誰がくい止めるのか!どうか一人でも多くの人に倫理を伝え、和やかな家庭を増やしていきましょう!」と力強い言葉で締めくくり、3月18日の家庭倫理講演会に向け、弾みとなったおはよう倫理塾であった。
そのまま受け止める
 講話する山口選抜参事
そのまま受け止める
 そのまま受け止めることの大切さを学んだ。



Posted by はいさぁ~い中部 at 13:43│Comments(0)
 
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