2012年07月02日
人生待ったなし・近道なし・失望なし
合同おはよう倫理塾
6月17日(日)中の町公民館において橋本多實子専任講師を迎え、合同おはよう倫理塾が開催された(参加169名)Nさん(胡屋支部)が実践報告に立ち、不慮の事故で息子を失い、心が壊れそうになり周りを責めていた。井上副本部長に生活倫理相談を受ける機会があり、死を受け入れ、心をなんとか取り戻すことができた。また、短歌講師との出会いで短歌もやり、小学校で行う短歌の出前授業にも参加している。恩返しの実践で会場の設営、駐車場係等をしていると報告した。
橋本専任講師は、死(苦難)のとらえ方は人それぞれである。プラスに受け取るか、マイナスに受け取るか、倫理は、苦難を足がかりに人生をよりよく生きる勉強である。創始者丸山敏夫先生は、ある人が子どもを亡くした時、思い切り泣きなさいとおっしゃった。自分の感情に素直になることで悲しみが昇華されることもある。
造園業を経営していて難病を患っている傲慢な方が奥さんの代わりにサークルオブマザーに行き、「人生待ったなし」「近道なし」「失望なし」人生は自分次第という話を聞き、自分の生き方を振り返った。さらに、翌日に参加したおはよう倫理塾で「運命はかえられる」(栞第3条運命自招)心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わるという話を聞いた彼は、おはよう倫理塾へ熱心に通い始め、いつしか難病も全快した。(おはよう倫理塾へ通ったから治ったのではない。心が変わったから治った)
丸山敏夫先生が日本の再建の原点は夫婦にあるとおっしゃった。家庭がよくならないといけない。“家庭の中で小さな実践”をしてみよう。食事のこと、言葉かけ、挨拶、スキンシップを家庭の中で、夫婦間で、親子間で、やっていく。ぜひ、安らげる共感のある家庭をつくっていただきたい。
最後に、時には、残された人生をどんなふうに生きるか立ち止まって考えてみよう。人生を生きる質が違ってくる。と講話を終えた。

栞輪読風景

講話する橋本専任講師
Posted by はいさぁ~い中部 at 06:03│Comments(0)