2012年07月11日
感謝の気持ちで親・先祖と心を繋ぐ
合同おはよう倫理塾
合同おはよう倫理塾が6月21日(木)中の町公民館にて開催された。(参加者161名)実践報告は諸見里支部のMさん。14年前に夫と離婚「夫婦対鏡」は私の最も苦手とする実践ですと話を切り出した。次男の腎臓に疾患がみつかり、専任講師の指導を受けたところ、腎臓は血流を意味し、そこに問題があるということは親先祖との繋がりが弱いことを教えている。別れたご主人の誕生日を家族で祝うよう指導を受けた。元夫と二人で次男の勤めるレストランで食事をしたり、家族で誕生日を祝う実践をしたところ、次男や、父親に反発していたと思っていた長男が涙を流すほど喜んでくれたことに驚いた。誕生祝いの実践報告の準備の最中に母親が亡くなり、元夫が通夜に来てくれた。元夫を嫌っていたはずのMさんの兄が倫理を学んで心が変わり、元夫を温かく迎えたこと、子どもたちが父親を守るように傍に座ってくれたことなど。倫理と出会って2年と3ヶ月、実践をするとこれまででは考えられない変化がおこってくることを実感していますと報告した。最後に、役職者研修の帰り、偶然出会った三線引きのCさんに「毎日あなたに会いたい」と言われ、おはよう倫理塾にお誘いしました。来てくれると思います。多くの方が倫理に出会い幸福になれますよう感謝の気持ちで普及していますと話を結んだ。
本日の講話者は久方ぶりの金城えい子専任講師。相変わらずの眩しい笑顔でマイクを握り、Mさんの実践報告から「腎」は命の力が宿るところ、先天の生を宿す臓器が病むということは夫と別れて、親(先祖)と行き来がない、繋がりが弱いことを教えている。本日の栞輪読は第五条、「夫婦対鏡」の主となる教えは二つ、一つは全ての物事が夫婦の心が一致しているか、いないかにかかっている。何処にいても、何をしていても、別れていても、亡くなっていても夫婦の魂はいつも繋がっていることを感じ、夫に対し「子どもの親であることを忘れず感謝すること」で元に繋がる。二つ目は互いに相手を直そうとするのは逆さである。人は自分と同じ人を選んで結婚する。夫のクセはそのまま妻のクセであることに気づき、ただ相手に合わせる実践をすることで夫も妻も変わってくる。夫婦は一対の鏡である。来年の倫理講演会のテーマは「お母さん」ということで、講師は会場で出席者に母を呼ばせた。「おかあさん」「母ちゃん」「おかあ」などいろいろな呼び方があるけれど、母親を呼んでいるとき悪いことを考える人はいない。自分はダメだという劣等感を持つ人は、幼い頃自分のことを親に理解してもらえなかったという心の傷があり、両親と心を繋ぐことが出来ないでいる。幼い(小さい)感情は捨て、命の元である両親に感謝し、心を繋ぐとき劣等感が消える。
朝起きるということは、起きてくる事に対処することである。目覚めは他力(幽なる力)、起きるのは自力(顕界)、幽顕一体の力が合わさって初めてこれまでの人生を変える不思議な働きができる。苦難を受け入れ前進する力は何処からくる?朝起きの力。何かあったら朝起きて来ること、無から有が生まれる。「置かれた立場で咲きなさい(著者:渡辺和子)」というタイトルの本がベストセラーになっている。どんな境遇になっても受け入れて一生懸命生きて、人のために尽くすとき、限られた命が延びる奇跡がおきる。(徳福一致)人にありがとうと言われることで根の部分が太くなり張ってくる。枝葉にこころを捉われないこと、執着する心を捨ててシンプルに生きること、家の清掃、断シャリして下さいと講話を終えた。

「感謝の気持ちで親祖先に繋がろう」と金城専任講師

栞第5条「夫婦対鏡」を輪読
Posted by はいさぁ~い中部 at 05:51│Comments(0)
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