2012年07月15日

親のことがわからなければ何もわからない

合同おはよう倫理塾

 7月1日(日)中の町公民館にて松本睦栄専任講師を迎え合同おはよう倫理塾が開催された。(参加155名)「今が絶好のチャンス!とことん倫理シリーズ第1弾として、今日は、松本睦栄専任講師をお招きしての合同おはよう倫理塾です。入会間もない方もこの、とことん倫理でご理解いただけたら幸いです。ご来場の皆様の家庭も仕事も、そして、この倫理運動も益々発展することを願っています」と先月の普及キャンペーンでの目標達成のお礼も兼ねて、町田宗光会長があいさつした。
 講話に立った松本専任講師は、「親につながる大切さ」と題して創始者丸山敏夫先生の言葉を紹介した。「私たちが倫理を勉強する目的は素直になるため、そして人に喜ばれるため、どんなに勉強しても親の事がわからなければ、人は何もわからないという事がわかった。親の真心にふれた時に出る涙、それを流せば人は素直になれる。イコール心境の登竜門、どんなに一生懸命やっても、そこを通過しなければ素直になれない」と残している。それを読んだ時、倫理に入会して、一生懸命、実践してきたつもりだったけど、うまくいかなかったのはここだったと思った。
 子どもが小学生の頃、公共事業をさせてもらっている我が家において、2月、3月はとても忙しい時期、父親は岡山から徳島の我が家に来て4年に1回しか来ない2月29日に69才で亡くなった。2012年はうるう年。父に会える年だと、そして私も69才、感慨無量のものがあり、私が忙しい毎日を送っているから、4年に1回の日を選んで、わざわざ岡山から徳島の我が家に来て、送って欲しい事がやっとわかった。
親のことがわからなければ何もわからない
 親につながることの大切さを訴える松本専任講師
 母は主人の事を「世の中に二人といない、この人について行かんでどうするの」と言い、「申し訳ない、私の顔に免じて置いてやって欲しい」と何度も主人に頼んだ。そんな母も94歳で、桜の花が満開の時に他界した。納棺師の方にお母様はどの花が好きだったのですか?大切にしていたのはどの花ですか?と問われたがわからなかった。母が「私の姿を良く見ておけ」と言ったのは、身内以上に周りの人に手厚くされた人生だったと見せてくれたと思った。母はいつも、これでいい、これでいいと言っていたが、私は兄嫁に対して、母に不満ばかり言っていた。これでいい、これでいいと言い続けた母の気持ちが、今頃になってやっとわかったような気がした。
 栞の第13条反始慎終に「ほんとうに父を敬し、母を愛する純情の子でなければ世に残るような大業をなし遂げる事はできない。いや世の常の事でも親を大切にせぬような子は何一つ満足にはできない」とある。どうかしっかり親につながり、ご先祖に守られていると自覚して下さい。信じていけないから不安になるのですと終えた。


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Posted by はいさぁ~い中部 at 13:11│Comments(0)合同おはよう倫理塾
 
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