2012年07月15日
本物の実践を!
合同おはよう倫理塾
7月4日(水)萩原良子専任講師を迎えての合同おはよう倫理塾が開催された。(中の町公民館にて参加168名)Mさん(嘉手納準支部)が「出会いに感謝」と題し実践報告した。Mさんは13年前に離婚を契機に子どもたちとも別居、次第に生活が乱れ、パチンコ、酒に溺れる生活が続いた。去年の3月に長年勤めた建設会社も倒産し、将来の不安からか心身の調子が崩れ、夜も眠れなくなった。深夜徘徊、あちこちに電話をして寂しさを紛らわす日々が続いた。とうとう母に電話し、心の辛さを吐き出し泣いてしまった。母も電話口で泣いていた。実家に戻り母と暮らすようになり、兄弟から心療内科を勧められた。睡眠薬を服用し、なんとか落ち着きを取り戻すことができた。障害者のための介護施設を立ち上げ、一緒に運営しているパートナーから倫理を紹介され、おはよう倫理塾に通い始める。17か条斉唱、栞輪読、皆さんの真剣な実践報告に感動し、100日皆勤も達成。今では、悩んできた自分を受け入れることができるようになり、早く会場入りし設営を手伝っている。別居している子どもたちにも感謝の気持ちが持てるようになったと報告した。
講話に立った萩原専任講師、自身の南信州(長野県飯田市)での普及体験を紹介しながら、新世の重み、普及の意義について訴えた。南信州に来た頃は会員も3名だけ、おはよう倫理塾も一週間に一回だけで、ちゃんとした会場を借りようと福祉センターを月1万5千円、暖房を使うと2万4千円を自己負担し、一人だけのおはよう倫理塾から出発した。次第に仲間が増えていき、深夜徘徊している少年たちにも「パンが食べられるよ~コーヒーもあるよ~」と声かけし、おはよう倫理塾に参加してもらった。親代わりに少年たちの卒業式にも参加した。行政にも新世を紹介し、飯田市の全公民館の使用を無料にしてもらった。福祉センターも7千円で借りられるようになった。一昨年の3月、沖縄に戻ってくる頃には会員数1000名を超える準家庭倫理の会飯田市になっていた。

講話する萩原専任講師
おはよう倫理塾が日本一ならば会員増強(新世)も日本一にならないと本物ではない。朝来るのが実践ではない。あくまで手段である。おはよう倫理塾に通っていれば、本気に実践していれば本物になるはずです。実践はつぼにはまらないと20年やっても結果は出ない。つぼにはまるには生活倫理相談を受けること。間違った自分の方向を気づかせてくれる。
最後に、萩原専任講師の新世頒布の体験(倒産前に借金をお願いに行った先の社長さんに頒布、後に倒産の心構えを教えてくれた。いろいろ守ってくれた)を披露しながら新世の重みについて語る。新世は丸山敏雄先生の真心が入っている生き物である。新世は自分の心を磨くチャンス(我がままを気づかせてくれる)である。人の幸せを願った分だけ自分の幸せがある。ぜひ、一日一回新世を薦めて下さいと呼びかけて講話を終えた。

萩原専任講師の話に聞き入る参加者
Posted by はいさぁ~い中部 at 13:39│Comments(0)
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